2分割構図とは
画面を垂直な線で左右に分けたり、水平線で上下に2分割した構図のことです。
風景写真などによく使われることがあり、水平線や地平線などを中央のラインで分けることで安定感のある写真となります。
「上下」「左右」を分ける線はきちんと「水平」「垂直」であるほうが、より写真に安定感が感じられるようになります。
二分割構図の注意点
画面を2分割するので、どちらを強調したいのかが分かりづらく、特徴のない写真になることがあります。
そんな場合は、三分割構図など他の構図も色々と試してみると良いですよ。
二分割構図で撮影してみました
よくある写真ですが、太陽が水平線に沈んでいく際の写真です。
空と海を上下半分に配置した二分割構図を意識してみました。
三分割構図との比較
こちらは、円山の頂上から札幌の街並みを画面中央で上下に空と分けた二分割構図です。
二分割構図との比較用として、トリミングして三分割構図の写真も作成してみました。
空を広く配置した構図と、街並みを広く配置した構図を、それぞれ上の二分割構図で撮影された写真比較すると、受ける印象がかなり変わってくる事が分かると思います。
私が上の3枚を比較して感じたのは、空を広くとった構図はより開放的な写真にはなっているのですが、街並みが小さくなっていて空が主役になってしまっているように感じられました。
街並みを広くとった写真は街並みが強調されてはいるのですが、ちょっと五月蠅すぎるような気がしますが、みなさんはどのように感じたでしょうか。
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