写真をとってもいまいちな写真が多いと思っていませんか?
わたしも今まではそう思っていたのですが、どこを良くしたら良い写真がとれるのか解らなくて、「レンズやカメラの性能が良くないからかなぁ」なってことを思ったりもしたことがあります。
でも、色々な写真をwebで見てみると「iPhone」でとった写真だって、すごく惹きつけられる魅力的な写真はいっぱいありました。
そんな写真と私の写真では「何が違うんだろう?」と色々考えたり、調べたりして分かったことがあります。
主題と副題
今まで私は特に何も考えないで写したい被写体だけを、ただ漠然と写真にしてきました。
でも、それだけではただの記録写真になってしまっていたのです。
そこで、「何をどのように撮るのか」を意識するようにしただけで、かなり自分の写真が変わってきたことが実感できました。(といっても、まだまだ自分が気に入る写真が撮れることは少ないんですが)
ここでいう「何を」というのが「主題」と「副題」になり、どう撮るかというのが「構図」や「表現方法」ということになります。
主題とは
写真の主役となる、自分が撮りたい被写体のことです。
これがないと、何を伝えたいのかが分からないぼやっとした写真になってしまうので、まずは自分が撮影する写真で何を伝えたいのかをはっきりとさせることが一番大事です。
風景写真を撮る場合でも、写真を見る人に「何を」伝えたいのかを意識するだけで、だいぶ変わってきます。
副題
副題とは写真の脇役のことです。
主題が決まったら、次は主題(主役)を引き立てるような副題(脇役)決めましょう。
主役だけでも強烈なインパクトがあり、それだけでも良い写真になる場合もありますが、テレビドラマや映画を思い出してください。
良い脇役がいることで、より主役の良さがでてきたり、違う魅力が見えてくるという事がありますよね?
写真でも同じように、副題についても気を配ることで、主題の魅力をより表現したり、違う印象を加えたりすることができます。
副題を決める際に注意する点としては、なんでもかんでも副題として被写体に追加していくと、「何が主題なのかがわらなくなってしまう」ということです。
主題と副題の例
手元にあまり良い写真が無かったので、こんな写真で勘弁してほしいのですが、これは今年桜を見に行った際に撮った写真です。
写真について何も勉強していなかった時に撮った写真なので、桜の外側に緑の木があったりして、ゴチャゴチャとしている感じになっていますね。
なので、今回は外側の木をばっさりとトリミングして主題である桜を強調させてみました。
写真だいぶさっぱりとして主題の桜が強調されてますが、桜だけだと花見でにぎわっている感じが伝わらないですね。
なので、見物人を副題として加えてみました。
いかかでしょうか?
見物人を副題として一緒に写しているので、花見でにぎわっている感じも表現出来ているのではないでしょうか。
こんな感じで、主題と副題について色々と考えることで写真の印象もだいぶ変わる事がわかりました。
今回はトリミングでこの写真を作りましたが、これからはトリミングをこんなにしなくても良いように色々と考えながら、シャッターを切っていきたいと思います。
まとめ
今回私が勉強したことを簡単にまとめました!
- 写真を写す際は「何を一番伝えたい」のかを考えよう
- 主題が引き立つ副題を探そう
- 副題が多すぎると主題が目立たなくなる
この辺りを意識するだけで、今までとは違った写真がとれるようになりますよ~
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